肉厚で仕事も良い時代ある牙蓋2つと極上の仕覆4枚セットです。写真1枚目左が名物裂の紬地人形手金蘭です。さすがにオリジナルではありませんが現代製ではございません。紐を掛ける部分が一部ほつれています。
その右の裂名称は不明ですが肉厚で手織りのような独特の手触りです。私の所持してる古裂の辞典に無かったですが詳しい方が見れば何らかの名称はあるでしょう。大正~昭和くらいでしょうか。
その右の仕覆は名物裂に似た雰囲気のはありましたが不明です。兎の意匠と異なる織り方や糸を組み合わせた複雑な仕事のとても良い仕覆です。内側の生地に2カ所僅かな虫喰いがございます。現代製ではございません。
1番左が大鶏頭金蘭です。藤田美術館所蔵の中興名物茶入れや橋立茶入れ等に使われている由緒ある裂地です。これもオリジナルではないでしょうが、現代製ではなくそれなりに古さを感じられます。いずれも新しいモノではございませんので細かな時代スレや傷み等はご理解ください。
いずれも詰め物をしたサイズで人形手金蘭高さ約9㎝、二番目のが高さ約約8㎝、兎のが高さ約約8.3㎝、大鶏頭高さ9㎝。仕覆、牙蓋ともに実際になかなかピッタリハマるサイズはまずないのであくまでも参考程度に。ストックとして持つか縫い直してお使いください。牙蓋直径約4.2㎝と4.0㎝。バラ売りはいたしません。
カテゴリー:
ホビー・楽器・アート##美術品・アンティーク・コレクション##工芸品