鳥越の竹細工 すず竹 ざる
サイズ 約46〜47cm 高さ 約12〜14cm
縁の幅4センチ程
鳥越地方のすず竹でしっかりと編まれた大きめのざるです。
深さもありますので物もたっぷり入ります。大震災前に編まれた品で経年で良い色味になっています♪
環境にやさしく安心な素材、手に取れば分かる作りの丁寧さ、
使い易い美しいデザイン、が魅力です。
生活に密着した工芸品でもあり、後世まで伝え続けたいと思える生活用品です。
素材の採取にも一苦労がかかる天然素材ですので、完成した製品の小さな割れやちぎれ、ささくれ、ねじれなど道具として使用上問題ないものは、手作りのものとしてご理解いただき手仕事を味わっていただきたいお品です。強度も高く、おそらく三世代はお使い戴けるでしょう。(すず竹製品は100年保つと言われます。)
すず竹は強くしなやかで水に強く、(雪深い東北で育ちますので)濡れても乾きが早いのでお手入れがとても楽です。ヒゴを切らずに螺旋状に折り返しながら編むので丈夫でタワシでゴシゴシ洗ってもびくともしません。昔から様々な用途で生活に活かされています。
一戸町の 御所野遺跡からすず竹の痕跡が見つかっているそうです、縄文時代から生活に利用されていたのですね〜(書籍「籠を編む」より)ロマンを感じます♪
此方のサイズですとお店の什器として使われる方も多く、すず竹は色味もよく手仕事の温もりを感じますし、やさしい雰囲気のざるです。目に付く所に自然素材の物があると落ち着きます♪
天然素材のものですのでやや傷汚れありとしています。
きれいな円形ではなく少々歪です。経年で黒い色が褪色している所があります。出品にあたり水洗い後日陰乾燥してあります。
一時使っていた経年保管品ですのでご理解のある方にご検討お願い致します。
鈴竹の枯渇と編みての職人さんの減少で新しいものは入手しずらくなっているそうです。
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